友遠方より・・  6月16日’02

 友遠方より来る・・これはやっぱり泣けてくるほどに(!?)最大に嬉しいことである。
 昨日15日土曜、何ヶ月も前からこの日と決めていたその日、高校時代(山形・米沢)の友人3名がゆい自然農園を訪れてくれた。現在は東京、名古屋にそれぞれ在住しており、長野新幹線佐久平駅の改札口で久々の感激のご対面!よくぞ来てくれた−−とここで外国なら抱き合って頬ずりしーーといくところだろうが、ここは日本、残念!なことにそういう風習、文化はない(何しろ日本は奥ゆかしいのがいいのだー今は違う??−そういうことをあえてすれば誤解されそう!?だし・・)、「おーよくきたねー」(この場合女性言葉っていうのも何だかよそよそしくなる・・・、男ならポーンと肩でもたたいて「よくきたなーおい!」なんていくんだろうか・・)ぐらいなところになる。感情を言葉、体で表現するのは、まだまだ修行!!??が足りなさそう・・・。
 まあそんなことはさておき、15日は東京は雨、だが長野は朝方より何とか雨は大丈夫そうで、ゆい農園に11時頃着いてまず周辺の畑、○○どもが夢の跡!?の長者原分校跡地(今は「長者原の郷」という集会所が建つ)などをそぞろ散策。その後ゆい農園の取れたて野菜が主のバーベキュー。・・の途中に降りたそうだった雨が降り出し、作業小屋の中に場所を移動して、おいしく、楽しくーー。
 国民宿舎「望月荘」に泊まった(何しろコンビでも組めばいいんじゃないーというぐらいのお笑いネタには事欠かないメンバーがいるから笑いとおしゃべりで夜中まで・・)翌日は、ゆい農園で日頃したくても?できない農業体験!という段取りにー。露地の調理用トマトへの支柱立ては、4人で瞬く間に終了。トマトを支柱にゆわえるのもあっというまにこれも終了。それじゃー脇芽をかいて・・とこれなんかも4人ならすぐに終わり。伸び始めているアカザやらの草取りまでやってしまう。予定外のことまでできちゃって、大助かりです。ありがたいことです。
 もうすでに30ンー年前の高校時代に30ンー年後にこういうところでこういう状況で時間を共有することになるとは想像だにすることもなかったことを思うと、不思議なというのか、面白いというのかーーである。
 またもうすでに、すっかりオジサン、オバサンなのだけれども、すぐ後ろには高校時代のかわいかった!!??あの時の顔がしっかり一緒に見えるから、懐かしさやら面白さやら嬉しさやら喪失感やら何やかにややらが複雑に行き交う。
 幸せなことだー、これは確かー。独りの時間もそれはまた必要だし大切なものだけれど、素敵な人たちと共有する時間を持てるということも、嬉しく楽しく、豊かに人生に彩りをしてくれる。そんなふうに思えるのもそんな年になってきたということなのか・・??
 ありがとう! さわやかな友たち! 素敵な友たち! またゆい農園の畑で!・・ね・・。

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